『世界一流エンジニアの思考法』の書評というほどではないが、考えたことなどを残しておく。 今回は試しに章ごとに書いてみる。
目的としては、
- 記憶として定着しやすいのではないかという検証
- 1回の労力を減らして継続しやすくする
- 労力が減った分、まとめて書くよりは濃い内容を書く
世界一流エンジニアの思考法
かなり評判のよい書籍というのは知っていたんですが、タイトルからなんとなく手に取りづらいなと思って積んでいました。 Xで友人が感想をポストしていたのを見て、積読消化の優先度を上げて読み始めました。
第1章 世界一流エンジニアは何が違うのだろう?‐生産性の高さの秘密
基本的に著者である牛尾さんの体験が書かれているが、そこから得られた学びや知見はマーキングしてあるのでとても読みやすい。
仮説のない試行錯誤は良くない
本文内では『試行錯誤は「悪」である』と記載があるが、文面だけ取らないようにしたい。 正しくは『思いつきによる試行錯誤は「悪」である』だ。 データやログから得られる事実から立脚した仮説をもとにその仮説が正しいかを検証する。 事実をもとにしない仮説から試行錯誤しても徒労に終わる。 徒労に終われば、求めるものを得るのが遅くなる。
筋の良い仮説を立てるために
正しく深い理解が良い仮説には必要。 分からないものを理解するには時間がかかるのは、誰でも変わらない。 時間をかけて理解することを丁寧に行う。 理解の三要素
‐ 説明できる ‐ すぐに使える ‐ 応用できる
似たような話をしているなと思った動画をたまたま見つけた。 www.youtube.com
理解を深めるためのツールとしての「デザインドキュメント」。 業務で似たようなことを個人の取り組みとしては実施していると思う。 何を書くとより理解を深めることができるかの参考になるので、個人の取り組みをアップデートできそう。
メンタルモデル
人が世界を理解、予測、解釈、新しい状況に適用するために用いる心の中のイメージや理論。 考えを整理したり、問題発見に至るプロセスを高速化するのに役立つ。 すべての人が同じメンタルモデルを持っているわけではない。 自分の環境に合わせて、有名なものをアレンジしたりする。