ミニ書評『世界一流エンジニアの思考法』第3章

この記事は前回の続きです。

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第3章 脳に余裕を生む情報整理・記憶術‐ガチで才能のある同僚たちの極意

コードリーティングのコツは極力コードを読まないこと

ソースコードを読むのが得意とは言わないが、不得意というほどでもないので、そんなにピンと来なかった。 実装はちゃんと動く前提で読むというのは、不具合を探していない限り実践しているようには思う。

それとは別に最近読み慣れたコードばかり読んでいて、新しいコードを読む機会がないなと気づいた。

脳の負荷をいかに減らすか

難しすぎると感じるときは、脳の使い方が間違っている可能性が高いというのは初耳だった。 難しすぎるのラインをどう見極めるかというのが難易度高そうに感じる。 少しの背伸びは成長につながるので、簡単に諦めるのはもったいなさそう。

難しさの中に楽しみを見いだせるかというのは一つのポイントになりそう。 楽しさを感じるくらいには理解ができているということなので、指標にできそう。

仕事の難易度別で考える

レベル1:何もググらずに即座に実装できる レベル2:問題をどう解決するかはすぐに思いつくが、具体的な方法は忘れているので、ググる必要があるもの レベル3:自分は解法を知らないが、スパイクソリューション(課題把握のための大まかなプログラム)をしたらできそうなもの レベル4:自分だけでは解決が難しい、もしくはものすごく時間がかかるもの

本の中ではレベル1を増やすのが大切となっているが、自分はレベル2でとどめているものが結構ある。

自分がしんどいと思う「努力」はやめることを推奨しているが、個人的な感覚としてはそういう努力は続かない質ではあるとおもう。

マルチタスクは生産性が最低なのでやらない

これは実体験として身にしみているので、やらないようにしているが、更に徹底したいなと感じた。 毎日4時間をブロックして、自分の作業だけをするというのは実践している途中だ。

情報の整理

自分がやったことをクリアに説明できるように言語化することは、比較的できているとは思うが、 精度というか対象範囲をもう少し増やしたいと思う。 自分が書いたコードなどは、考えてからか書くことが多いので、すぐに説明できるがその他の作業が怪しい気がする。

「書く」ススメ

正直に書くと、ここを読んだので書評を書き始めた。 本当に記憶への定着だけを考えるのなら手書きが一番良いことは理解しているが、割としんどい部類の努力だと思っている。 後述されている繰り返しを通じて、記憶に定着してくれることを願う。