お久しぶりです長岡です
今回はKotlinFest2019に一般参加してきたので備忘録として記録を残そうと思います
KotlinFestとは?
KotlinFestは「Kotlinを愛でる」をビジョンとした技術カンファレンスで、
2019/8/24(土)に東京コンファレンスセンター品川で開催されました
※KotlinはJetBrains社が開発しているJVM言語です
基調講演ではKotlinを開発しているSvetlana Isakova氏から
これまでのKotlinの歩みと現在利用可能な実験的機能について解説がありました
※Svetlana Isakova氏はKotlinイン・アクションの著者の一人です
1.なぜ参加したのか
Twitterを眺めていたら、FORTEさんが参加申し込みした旨のツイートを見つけました
申し込んだ!
— FORTE@技術書典7【い03C】入門!実践!サーバーサイドKotlin (@FORTEgp05) August 16, 2019
「Coroutinesから紐解くKtorの仕組み」、「Server-side Kotlin by Ktor」、「もっと Kotlin × Spring」あたり聞きたい。
Kotlin Fest 2019 https://t.co/hGk2KeaOJq #kotlinfest
業務でKotlinを触る機会が増えていたので、どんなセッションがあるのか調べていると「Ktor」の文字が飛び込んできました(しかも2つもセッションがある!)
Ktor(Kotlin向けWebフレームワーク https://ktor.io/ )は個人的にも業務でも触ろうとしていたため、その場ですぐに申し込みを行いました!
参加したセッションのうち目的としていたKtorのセッションについて感想を書きます
2.Server-Side Kotlin By Ktor
https://speakerdeck.com/kaonash/server-side-kotlin-by-ktor
Ktorの読み方は「けいたー」です(重要)
Kotlinのサーバサイド利用といえば、少し前まではSpringが多い印象でしたが、少しずつKtorの利用も広がってきたように感じています
技術スタック
技術スタックを公開してもらえるのはかなりありがたいです
先駆者がいるというだけで心強いです
なぜKtorを選んだのか
なんかKtor使ってみたい
すごく共感しました 新しいフレームワークだけど、ある程度安定しているし、今後もメンテは継続されそう なにより、せっかくKotlinで実装するんだからPureKotlinのフレームワーク使いたいですよね!
起動方法
Ktorの起動方法は、自分がKtorを触る中でざっくりとしか理解していなかった部分だったので、解説がとても助かりました 公式リファレンスも読んでいたんですが、英語の読解力が足を引っ張ってざっくりとしか理解できていなかったんですよね・・・
Testing
疑似リクエストを飛ばすことでテストを行う方法ですね
普段はIntelliJのKtorプラグインでプロジェクトを作るのですが、気づいたらTestEngineを利用したテストコードの生成もしてくれるようになっていました
公式リファレンスでも解説があるので参考になります https://ktor.io/servers/testing.html
まとめ
今回は、導入から実装、テストの範囲がメインだったので、ビルドや性能などの運用面の話も今後は聞いてみたいです
3.Coroutinesから紐解くKtorの仕組み
https://speakerdeck.com/ykoyano/revealing-ktor-with-coroutines
プラグイン機構とパイプライン機構
Ktorの公式を読むとパイプラインという表記に頻繁に出会います 英文からでも書くFeaturesをPiplineに差し込むことで動作していることは読み取れるのですが、図を使った解説はやはりありがたかったです 後半はまだ自分には早かったらしく、ほとんど理解できませんでした
4.全体の感想
今回ははじめてKotlinFestに参加しましたが、Kotlinのサーバサイド利用事例が多く紹介されており、かなり有意義なカンファレンスでした
とくにKtorについては、今後も深堀りしていきたいフレームワークなので、動向を追いつつ自分もどこかで発表する場が持てたらいいなと感じました